新潟大学定期戦についてのご報告

日時:2021年7月22日(木)
対戦相手:新潟大学ラグビー部
会場:石川県サッカーラグビー競技場
試合結果:〇36-7(後半22-7)

【新潟戦を終えて】

 主将の河村宗一郎です。先日行われました新潟戦について報告させて頂きます。結果は金沢大学が勝利致しました。勝因と致しましてはFWのセットプレー優位、エリアゲームでの勝利、ラインブレイクされた後のDFリカバリー等が挙げられます。特に今回はFWのゴール前ラインアウトモールが前回より大幅に改善され、2トライをあげることができました。
 ただ、課題点も多く残りました。大きく3つあります。
 1つ目はFWを当てた後の球出しが遅れていた事です。キャリアー、オーバーの技術不足により、テンポを出したい所で出せない、もどかしい時間が続きました。
 2つ目はラインDFにおいて、ノータッチで抜かれる事が多くありました。これはノミネートミス、コミュニケーションミス等が原因です。
 3つ目はキックミスが多かった事です。今年からメインキッカーを変えた事により、キッカーが未熟です。ただ、それを言い訳にはせず、練習を重ねていきたいと思っています。
 これらの課題点に重点を置いて、次戦に向けて邁進していきます。応援よろしくお願い致します。
主将 河村宗一郎(4年・SO)

 

 私が入学してから定期戦は3度目で,昨年は延期となりました。今年も流動的な状況で,直前まで開催が危ぶまれる状況での試合でした。まず,試合開催に際し働きかけてくださった方々,そして新潟大学ラグビー部の皆様に感謝しております。今回の定期戦はいくつもの意味で特別なものでした。1つは私が経験した定期戦2回,そしてそれ以前も敗戦が続いているということ,2つめは私たちにとって石川県大会,関東遠征連戦からなる連戦の最終戦であるということ,最後は個人的なものですが,相手方主将の濵名は同郷群馬県の高崎高校出身で,お互い4年の定期戦で絶対に勝利を譲りたくないということです。
 FWsとして試合のテーマはたくさんありました。スクラム,ラインアウト,モール,タックル,フィールドプレー等それぞれのプレーに克服すべき課題があり,遠征等を通して反省,改善を繰り返してきました。この試合ではスクラム,モールで圧勝することができ,高いと常々言われてきたタックルも改善が見られ,とても嬉しく思いました。関東遠征では成長しているのかわからなかった部分が成果として見られたという点で,部員たちの自信にもつながったのではないかと思います。
 私たちは人のためにラグビーをする,応援されるチームを作るということを今年1つの目標として部活に取り組んでいます。常日頃応援してくださるOBの皆様はじめ,コーチの皆様,栗橋先生,チームメイトへの感謝は計り知れないですが,私達は必ず努力と勝利でお返しするつもりです。ここからは秋へ向け練習を積んでいきます。今後ともよろしくお願いいたします。大塚裕斗(4年・PR)

 

 今年度の新潟大学との定期戦は様々な点において『例年通り』とはいかないものになりました。第1に、コロナ禍により予定に変更が相次ぎ、2年振りの定期戦となったこと。第2に、36-7にて金沢大学ラグビー部が18年振りの勝利を収めたことが挙げられます。
 コロナ禍の影響はとても大きく、例年のように試合後のレセプションを通した交流ができなかった点は、とても残念でした。その一方で、18年振りに勝利を勝ち取れた瞬間は、普段マネージャーとして選手が自分たちの課題に正面から向き合い解決に励んでいる所を支えているからこそ、とても感慨深いものとなりました。今年度の定期戦はチームとしてまさに、『敢為邁往』という言葉を体現できた試合でした。日ごろよりご支援をいただいておりますOB・OGの皆様、コーチの皆様、栗橋部長・松本副部長へ、勝利で報いることができたのではないかと、うれしく思っております。
 今回の試合で得たものは勝利だけでなく、解決が必要な課題も散見されました。チームの課題に取り組み、成長し勝利をつかむことにより、私たちを支えてくださる皆様へ日ごろの感謝の気持ちを伝えていきたいと考えております。今後とも、自身が今おかれる状況に満足せず、貪欲により良いプレー・より良いチームを追加する所存です。五十嵐也珠(4年・MGR)

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