今年の抱負2

 初めまして。金沢大学3年生花満崇です。金沢大学ラグビー部に入部して、気づいたら最高学年という立場になりました。初めはラグビーについてわからず、先輩についていくことだけに必死でした。また3年生になってもリーダーシップある4年生についていくだけであり、チームを引っ張っていく、後輩に指導をするといったことはすることができないまま最高学年になりました。しかしこれからは土田キャプテンを中心に、今年掲げた目標である「地区対抗出場」を達成するためにチームを引っ張り、目標達成のためにひたむきに努力していきたいと思います。
 昨年度の東海北陸代表決定戦では後半のラストプレーで逆転されてしまい、地区対抗出場を果たすことができませんでした。自分自身も途中で負傷交代となり、チームに貢献することができないままグラウンドから出てしまいました。試合後、一年間を振り返ると、自分がチームのために貢献できた試合があったのかと疑問が残りました。またチームを勢い付けるプレーをすることもできなかったと思います。昨年度は4年生の活躍によってチームが勢い付き、相手を押し込んでいくことができていましたが、先輩方がいなくなった今、自分たちがやらなければいけません。今年はチームを勢い付けることができるプレーヤーとして、今年掲げた目標である「地区対抗出場」に向けて頑張っていきます。昨年度の主将の河村先輩が何気なく「筋トレ頑張ったやつが活躍するんだよ」と仰っていました。実際にもトレーニングをひたむきに頑張る選手が試合でも活躍をしていました。今年のチームのスローガンは「愚直」であり、一年間を通し、苦しい時期も来ると思いますが、自分自身と向き合い「愚直」にトレーニングもしていきます。
 これから「地区対抗出場」に向けて活動していく中で、昨年度のチームと比べてもたくさんの困難があると思いますが、チーム一丸となって壁を乗り越えていきます。部員全員が主体性を持ち、努力することで越えることができない壁はないと思います。チーム全員で喜んで終われるよう頑張ります。また大学生活でのラグビーをする最後の年であるため、悔いなく終わることができるよう必死に活動していきます。今年一年止まることなく地区対抗出場に向けて活動していきますので、応援よろしくお願い致します。(花満崇・3年)

 金沢大学ラグビー部新4年の植田結衣です。今年の抱負を考えるにあたり一番に感じたことは、入部してからあっという間であったということです。それと同時に、入部当時はトレーナーの仕事について何も分かっておらず先輩の巻くテーピングを横で見て覚えることで精一杯でした。そのような私が、今では最高学年となりトレーナーリーダーとして下級生に教える立場となっていることに自分でも驚いています。
 私は入部当時テーピングやトレーニングに関する知識は全くなく、全てが初めての体験でした。当初はテーピングを巻いても上手く巻くことができず、選手の満足のいくものではなかったと思います。しかし学年があがるにつれ、他大学のトレーナーの方を中心に怪我に関わる立場の人々から多くのことを学ぶ機会が増えたことで、部に貢献できる場面が増えたように感じます。また、そのような外部の方々との関わりを通じて、多くの方の支えのおかげで活動が成り立っているのだということを考えるきっかけにもなりました。
 今年はトレーナーリーダーとしてこれまでの先輩方が築いてきてくださったものを受け継ぎ、よりよいコンディションで試合に臨めるよう私なりにサポートしていく必要があると考えています。知識に関してはまだまだ不足している部分があると感じています。そのため、外部の方々との関わりを大切にし自分から学ぶ姿勢を忘れずに取り組んでいきたいと思っています。トレーナーとして時には命に関わる状況に直面する可能性があることを意識し、選手が安心してプレーできかつコンディションに関して少しの違和感がある際も気軽に声をかけてもらえる立場を目指したいと思います。
 今年は就職活動もあり、4年間で最も大変な年になるとは思いますが同時に最も達成感が得られる年であるとも思っています。最後の一年を悔いのないようにやり切るために、自分のやるべきことを自分から見つけ部に貢献できるよう頑張りたいと思います。今年度も応援のほどよろしくお願いいたします。(植田結衣・3年)

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