社会人リーグ三回戦を終えて

金沢大学ラグビー部を応援してくださっている皆様、いつもありがとうございます。3年CTBの村松篤と申します。ここで「ん?CTB?」と疑問に思った方は鋭いです。私事ではございますが、今シーズンより野良犬フランカーからポジションチェンジをし、12番センターを務めることとなりましたこと、お伝えさせていただきます。まだまだ未熟者ですが、精進してまいりたいと考えておりますので、皆様私、そして金大ラグビー部の成長にご期待ください!
さて、本題である鶴来クラブとの試合について所感を述べさせていただきます。率直に申し上げて、この試合では誰も全力を出し切った選手はいないと感じております。なぜならば、チーム全員が仲間のために戦う闘志、「One for All, All for one.」を感じることが出来なかったためです。15人というスポーツの中でも一際多い人数で行う団体競技であるラグビーにおいて、チームの団結力はそのチームの強さを推し量る最重要ファクターの一つです。誰かが誰かのために走る、体を張る、ボールをつなぐ…。ラグビーのプレーの巧拙はあれど、その意識は誰にでも持つことが出来るものであり、金大ラグビー部はそういった精神的な部分で負けてはいけないのです。しかし、それは十分に発揮できませんでした。走らない選手、声を出さない選手、暑さに負ける選手。ピッチに立っているプレーヤーは試合という作品を完成させる重要な役者であり、そこに私情や言い訳を挟んでいい理由などありません。たとえケガしていても、体力が空っぽになりそうでも、目の前の敵を倒すために死力を尽くす。そういうハングリーさがまだまだ足りないと痛感する試合でした。
来たる7月12日、我々は新潟大学との定期戦を迎えます。我々は、GWから社会人リーグまで多くの試合を経験してまいりましたが、この試合はその成果を発揮すべき非常に大事な試合であると考えます。貪欲に、勝利に執着し、試合を見てくださる皆様の度肝を抜くことをお約束いたします。ですので、これからも末永く金大ラグビー部を応援してくださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。村柗篤(3年・CTB)

こんにちは、2年SHの長坂睦です。
今回は私が鶴来クラブとの試合を書かせていただきます。今回の試合は先週の雨の中での試合とは違い酷暑の中での試合でした。チームの中で強化ポイントであるフィットネスと先週の反省で上がった、規律の取れたディフェンスを試す絶好の機会でした。しかし、体格が上回る相手に接点の部分で負け、思うようなゲインをすることができませんでした。走力とタックルができた上でのゲーム運びを想定していたため、金大のやりたいラグビーを試すこともできずチーム・個人の地力を上げていく必要があると痛感しました。
ここからは私個人の所感を述べさせていただきます。私は4月から本格的にハーフを始めました。パスの技術もないですし、細かなルール、フォワードとの連携も分からないことが沢山あります。それでも何試合か出場した中で、実戦でしか学べない経験をさせてもらい、少しではありますが成長を感じています。今回の試合も後半25分間程度の出場予定でしたが、点差が僅差だったこと、チームの流れが良かったこともあり、ラスト5分のみの出場でした。チームの現状と自分の技術を考えれば当然の結果でとても悔しい思いをしました。来月の新潟定期戦、11月の代表決定戦ではチームの主戦力として活躍できるようにこの悔しさを胸に練習に励みたいと思います。次にブログを書く時には成長した姿を綴れるように頑張ります。今後も金沢大学ラグビー部と僕のご支援と応援をよろしくお願いします。長坂睦(2年・SH)

金沢大学ラグビー部トレーナーの小林奈菜です。6月22日に行われた社会人リーグ・鶴来戦の所感を述べさせていただきます。
2年生になってから、SAとして1人で立たせていただく機会が増えてきました。今回の試合でも1人で対応させていただきましたが、やはりSAとして立つたびに大きな緊張感を覚えます。これまでは先輩の後ろについて動いていたことで安心感がありましたが、今は怪我をした選手に対して、自分の判断で対応しなければなりません。その判断が選手のプレーの可否に直結することもあり、責任の重さをひしひしと感じています。この緊張感や責任感を、経験を重ねていく中でも決して薄れさせたくないと強く思っています。
では、その意識をどのように保ち続けていくか。私はまず、選手の「普段の状態」をしっかりと把握しておくことが大切だと感じました。試合中に小さな違和感や異変に気づくためには、日頃の観察とコミュニケーションが欠かせません。日常的に選手の身体の状態や様子を把握しておくことで、いざという時の判断に活かせると考えています。また、選手に安心して任せてもらえるよう、応急処置やテーピングの知識・技術もさらに深めていきたいと感じました。
今後も経験を積み重ね、自信を持って対応できるよう努力していきます。そして、プレーの裏で選手を支える存在として、より信頼されるSAを目指して成長していきたいと思います。小林奈菜(2年・TR)

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