天理遠征を終えて
金沢大学ラグビー2年、久松大騎です。11月2日、3日に行われた天理遠征について振り返ります。
天理大学さんは体が強い、速いなどのシンプルな強さを体現してるチームであり、11月17日に行われる地区対抗東海北陸代表決定戦を見据え、強い相手にどこまで金大のラグビーが通用するのかを図る試合でした。結果は7-118で敗戦となり、悔しい結果となりました。前半からFWの9シェイプのDFでタックルミスなどが目立ち、オフロードからゲインをされ、トライまでされることが多々ありました。またAT時は前に出てくるDFを前にマイボールがキープできずターンオーバーされる場面も多く見られました。気持ちを入れ替えて臨んだ後半、キックカウンターからDFの穴をつかれ、開始2分ほどでトライをされてしまいました。またセットプレーでも天理大学さんの強いプレッシャーを前にミスが見られ、ラインアウトモールでも得点することができませんでした。やはりセットプレーで負けてしまうとその後のDFでも食い込まれてしまい、流れを作ることができません。
17日では愛知学院さんを前にセットプレーから流れをつくり、勝利します。応援よろしくお願いいたします。また今回の天理遠征はOBの皆様、天理大学ラグビー部様、天理教の皆様、山本TC、マネージャー、トレーナーなど多くの人の協力がなければ成り立ちませんでした。ありがとうございました。久松大騎(2年・HO/HL)
金沢大学ラグビー部を応援してくださっている皆様。いつもお世話になっております。修士2年の土田琢真です。今回は、天理遠征のレビューと代表決定戦の抱負を書かせていただきます。
今シーズンは、主に北陸リーグや国公立大学との試合が多かったので、強豪大学との対戦は初めてでした。今回トライはしたものの、かなり力の差を感じました。自分たちのやりたいプレーが通用しないときや、相手のゲインを止められないときが多くありました。試合を通して、それぞれのシチュエーションで今の自分たちがどのような選択をできるのかチャレンジすることができました。さらに、本番の代表決定戦の前に高いレベルのチームと対戦できたことは、いい経験になりました。
今年の地区対抗代表決定戦の相手は、愛知学院大学さんに決定しました。会場ですが、パロマ瑞穂ラグビー場の工事の関係で、愛知学院大学グラウンドでの決戦になりました。異例の完全アウェーでの開催ということで、OB・OGの皆さんの応援が勝利には不可欠です。ここ数年は非常に多くの方が試合を見に来てくださり、自身も身を持って応援の力を実感しました。見に来て頂いた方のために、学生ラグビーの集大成として最高のプレーをお届けするつもりです。OB・OGの皆さんの応援をお待ちしています。最後に、今後とも金沢大学ラグビー部をよろしくお願いします。土田琢真(M2・SO)
今回の遠征では、強豪チーム同士の白熱した試合を観戦し、その翌日には、天理大学との練習試合を行うことができました。選手たちにとっても、また私自身にとっても非常に貴重な経験となりました。一日目はあいにくの大雨の中での練習になりましたが、実際の試合も同様な悪天候になるかもしれない可能性も考えれば貴重な経験になったのではないかと思います。二日目の試合では、ハイレベルなプレーが繰り広げられ、特にスピードやパワーの面での差を感じた場面が多くありました。試合の後に行われた天理大学との合同練習では、強いチームの練習方法に触れて、今後の練習に活かせる多くのヒントを得ることができたと思います。
幸いにも、大きな怪我を負う選手はおらず、無事に遠征を終えられたことに安堵しています。今回の遠征で得ることが出来た課題や収穫を活かして、1週間後に控える代表決定戦に向けて、一層尽力してまいりたいと思います。そして、これからも選手が最大限の力を発揮できるようにサポートに努め、チームの勝利に少しでも貢献できるよう全力で取り組んでまいります。古谷梨華(1年・TR)