代表決定戦を終えて
金沢大学ラグビー部の鈴木芽依です。
先日の代表決定戦で愛知学院大学に負け、地区対抗に出場することはできませんでした。地区対抗出場を目標に1年間頑張ってきましたが、それを叶えられず、とても悔しい結果となりました。しかし、選手が最後まで諦めずにプレーし続ける姿をみて、ラグビー部で頑張れたことが本当に良かったと思える試合でした。決定戦前の時期に手術をするような大きな怪我をする選手が毎年いたのですが、今年は大きな怪我なく、試合を迎えられたことは本当に良かったと思っています。
私は、ラグビー部に入部して初めてテーピングや怪我について勉強しました。最初はグラウンドに立っていてもどうしたらよいか分からず先輩に頼りっぱなしでした。正直、テーピングを巻いていてもこれで大丈夫かな、と不安に思いながら巻いていました。しかし、様々な経験をするうちに少しずつ自信になり、後輩もたくさん入部してくれてもっと頑張ろうと思えるようになりました。3年生のときは実習があり、部活に参加できない時期もあり、部活に迷惑をかけたと思います。また、1つ上の先輩スタッフがいなかった分、自分が後輩を引っ張っていかなければならない状況でしたが、戸惑ったり、不安なことがとても多かったです。そんな中で、後輩たちがたくさんサポートをしてくれました。私は頼りなかったと自分でも思うのですが、後輩たちがここまで一緒に頑張ってくれたことがすごく嬉しいし、頼もしい後輩だと思います。また、私は先輩方のようなトレーナーになりたいと思いながら部活をしてきました。先輩方は本当にかっこよくて今でも尊敬する先輩です。トレーナーができていたのは先輩方のおかげです。
大学生活を振り返ると、ラグビー部での思い出が本当に多いです。大学に入学してここまで部活を頑張れるとは思っていませんでした。つらいな、と思うことは何度かありました。でも、ラグビー部に入部してみんなで勝つために頑張れたことは幸せだと思います。
私がここまでやりきることができたのは同期や先輩、後輩など様々な人の支えがあったからです。また、たくさんの支援・指導をしてくださった栗橋部長や山本TC、OB・OGさん方にも本当に感謝しています。そのおかげでラグビー部が活動できていると思います。本当にありがとうございました。今後も金沢大学ラグビー部をよろしくお願いいたします。鈴木芽衣(4年・TR)