高校から続けてきたラグビーを引退するにあたって

 こんにちは、金沢大学人文学類4年の松原大河です。ラグビー部ではGMを務めさせていただきました。今回、高校1年生の10月から始めたラグビーを引退しました。
 去る11月17日に地区対抗東海・北陸代表決定戦が行われ、私たちは33-50のスコアで敗戦しました。
 この試合で前半を終えて私たちがリードしたとき、そして後半に入っても私たちが先にトライを重ねたときの感動は、試合から二週間ほど経ったいまでも残っています。特に、後輩が裏へのキックからボールを自身で再獲得、そのままトライしていく様はとても痛快でした。(そんなトライが2トライも!)私たちFWが組んでいるスクラムも、互角に戦えたことは、これまでの経験が活きたことを実感できました。同期が試合後、俺たちのベストバウトだった、というようなことを言っていましたが、確かにそう言い切っていいくらい「良い試合」ができたと感じました。ただ、鈴木OB・OG会長が試合前に「良い試合」だけでは勝てないというお話をしてくださいましたが、結果的に勝利に結びついた「良い試合」にならなかったことには悔いが残ります。山本TCと描いてきた私たちチームの戦略はばっちりはまっていたものの、最後まで実行しきることができず、相手校に力勝負で流れを持っていかれた印象です。
 そして最後の心残りは、再び私たちの代から、後輩たちも、地区対抗という舞台をまだ知らない世代となってしまったことです。しかし、今回の試合で、つかみかけた勝利への確信を、確かに後輩たちと味わいました。それぞれ個性豊かな、そして生意気な後輩たちが今の金沢大学ラグビー部には揃っています。来年からも地区対抗出場に向けてひたむきさを見せてくれると思います。
 来年から東京で働き始める社会人の私であれば、お金に余裕もあり、新幹線で悠々と金沢にそんな後輩たちの様子を定期的に見に来ることができると思います。引き続き、応援する側として金沢大学ラグビー部に携わっていきます、よろしくお願いいたします。松原大河(4年・PR)

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