新潟大学定期戦を終えて
いつも温かいご支援とご声援を賜り、心から感謝いたします。国際学類4年、主将の本間晴人です。今回は7月12日に行われた新潟大学定期戦の所感をつづらせていただきます。
今回の定期戦は、石川県内リーグでの連戦明けと長時間のバス移動、さらには太陽が照りつける酷暑ということもあって、コンディション面での不安点が多い中で臨むこととなりました。ただ、そういったものは私の杞憂で、プレイヤーたちはウォーミングアップから非常にエネルギッシュであったうえ、女性スタッフからも真剣なまなざしが見られ、新潟戦にかける全員の想いと気迫がグラウンドに満ちていたように感じました。試合開始直後にFWのラック周辺のDFの乱れから先制トライを許してしまいましたが、その後は金大らしいひたむきなプレーからゲームの流れを掴み、キックを有効に使ってテリトリーを獲得して有利にゲームを進めることができました。その結果、以降も自陣深くまで攻め入られることもありましたが、堅実に相手ATを封じ、33―5で無事勝利を飾ることができました。新チームが発足してから、1つ目の目標として掲げてきた歴史ある新潟定期戦をこのような形で終われたこと、また、我々4年生は1年生からの戦歴が1勝1敗1分ということもあってこの1勝によって最後に勝ち越せたことを心から嬉しく思います。ただ、もちろん反省点も多くみられたのでそれらを通常練習や8月の菅平合宿で修正し、11月の代表決定戦では必ず良い結果を皆様に伝えられるように尽力してまいりますので、これからも変わらずに我々金沢大学ラグビー部への応援をよろしくお願いいたします。本間晴人(4年・No.8)


金沢大学ラグビー部2年の樋田詩です。今回は先日行われた新潟大学定期戦について書かせていただこうと思います。
14―14で引き分けてしまった昨年。私はリザーブで後半30分間出場させていただき、勝ち切ることのできなかった悔しさ、定期戦の重みを知りました。だからこそ「今年は絶対に勝利する」その思いが強かったです。チームは今シーズンから新たに社会人リーグに所属し、5試合を戦いました。毎試合ごとに反省と改善を繰り返し、自分たちのラグビーを形にしてきました。また、昨年よりも確実にハードな練習を積んだと思います。そのため自信を持って試合に臨むことができました。
試合は前半はじめに先制点を許してしまい、苦しい時間が続きました。しかし、キックを多用してテリトリーを取り続けること、セットプレーを安定させること、敵陣のチャンスでトライを取りきることといったゲームプランを遂行して勝利をつかむことができました。準備してきたことを出し切って勝てたことは今回の収穫です。
一方で、DF面での課題も明確になりました。今回出た課題を改善して、本間組最大の目標である地区対抗出場を目指します。今後とも金沢大学ラグビー部への支援をお願いいたします。樋田詩(2年・SH)


はじめまして、金沢大学ラグビー部1年トレーナーの永田小陽です。今回は、7月12日に行われた新潟定期戦について書かせていただきます。
この定期戦は、選手がファーストジャージを着る数少ない試合ということもあり、選手、スタッフ全員の熱量がより強く感じられ、私自身も身の引き締まる思いでした。入部してから、何度か先輩トレーナーの方についてSAとして立たせてもらっていますが、いつ何が起こるかわからないという緊張感にはなかなか慣れることができませんし、不安しかないです。そんな中、常に冷静に選手の様子を見続け、的確に対応する先輩トレーナーの姿には、いつもそのすごさを感じています。ただ、私も試合を重ねていくにつれて任せていただけることが増え、今回の試合では、テーピングを巻いたり、氷嚢を渡したりといった、これまでの練習や試合を通して覚えたことを落ち着いて行動にできたと思います。そして毎回、「たくさん吸収するぞ!」という気持ちで臨んでいます。私にはまだまだ、トレーナーとしての知識も経験も、できることも少なく、先輩方には遠く及びませんが、日々の練習や試合の中で学び、1人でも的確な判断と対応ができるように努力していきたいと思います。そして毎回の試合で、選手と同じフィールドに立ちながら感じることですが、ラグビーは面白いし、全力でプレーする選手たちはかっこいいです。そんな姿を間近で見られるのは、トレーナーの特権だと思っています。これからも、選手を陰から支えるトレーナーという役割に責任を持ち、日々の活動に取り組んでいきます。
これからも金大ラグビー部への応援をよろしくお願いします。永田小陽(1年・TR)

