新潟大学・金沢学院大学戦を終えて

 いつも金沢大学ラグビー部をご支援いただき、誠にありがとうございます。3年の釣井涼太です。
 先日の金沢学院大学、新潟大学との練習試合では、怪我人の続出により主要メンバーを欠いての苦しい戦いとなりました。アタック・ディフェンスともに、私たちが目指すラグビーを展開できず、不甲斐ない結果に終わってしまいましたが、レビューをして修正こそすれ、悔やんでいる暇は私達には残されていません。
 私個人の話になりますが、高校2年時の花園予選で、1番のジャージを着て出場しながら、チームに何も貢献できず敗れた経験があります。当時の自分の無力を思い知らされた後悔の念は今も強く残っています。今回の地区対抗代表決定戦は、4年生に勝利を捧げるのはもちろんのこと、あの時の後悔を断ち切るためにも勝利し、地区対抗への出場権を掴み取りたいと強く決意しています。そのためにもまず北陸リーグで走り、倒れてもすぐに立ち上がり、チームのために全力を尽くします。私の最大の強みであるスクラムで、試合の流れを引き寄せ、勝利を決定づけます。
 皆様の温かいご支援によって恵まれた環境でラグビーができる幸せを噛み締め、私たち金沢大学ラグビー部らしいプレースタイルで、最後まで勝利に執着し続けます。
 これからも変わらぬ熱い応援を、何卒よろしくお願いいたします。釣井涼太(3年・PR)

 2年の不老隼太郎です。
 9月27日の金沢学院大学さん、新潟大学さんとの練習試合についてご報告いたします。
 今回の試合は課題が多く残った試合になりました。20日の合同練習でチームででた多くの課題を何個かに絞ってフォーカスし、試合まで練習しましたが、1週間でチームの課題としてでたところの必要なレベルまで到達できないところや意識が足りなかったところが試合ででてしまいました。今回の試合で、決定戦までの残りの時間が少ないなか、これまで以上に意識高く向き合っていかないといけないと感じました。
 個人のプレーでは、攻守どちらとも判断の部分で課題を感じており、アタックではテンポアップした時や想定外のことが起きた後など瞬間的な判断が求められる場面で良い判断ができていない場面があったりチームメイトのコールの要求を聞き、実行することができない場面がありました。チームメイトの要求を理解して試合のプレッシャーの中で適切なプレーを選択できるようにコミュニケーションや戦術理解、必要な要求をすること、要求をもらって修正することを残りの期間高いレベルでやっていきます。
 残り1ヶ月半、通常の練習だけでなく、遠征や練習試合、北陸リーグなどたくさん成長するためのチャンスがあるので、決定戦で勝利するための準備をしていきます。
 引き続き応援よろしくお願いします。不老隼太郎(2年・SO)

 いつも金沢大学ラグビー部を応援していただき、ありがとうございます。4年トレーナーの萩原凜です。ブログを書くのは久しぶりで少し緊張しますが、金沢学院大学さん、新潟大学さんとの練習試合を通して学んだこと、感じたことを綴らせていただきます。
 9月に入り、いよいよ地区対抗に向けた練習が本格化してきました。それに伴い、怪我を抱えながらプレーする選手も増えており、トレーナーに求められる役割の大きさを改めて感じています。
 今回の練習試合では、同期や後輩の対応や選手への声掛けに感心させられる場面が多くありました。走り方に違和感があったり、顔をしかめたりする選手にすぐさま駆け寄り、対処法を考える姿や、痛みを抱える選手のためにどうすれば少しでも和らぐかを本人以上に必死で考える姿勢から、多くのことを学びました。私は看護の実習を通して、「良い看護とは、いかに患者さんの苦痛に気づき、寄り添えるか」であると実感しました。トレーナーも同様に、求められるのは「苦痛に気づこうとする姿勢」と「その苦痛を和らげたいという思い」なのだと、改めて気づくことができました。
 残り少ないトレーナーとしての日々を大切にしながら、さらなる成長を目指して頑張っていきます。そして決定戦では、これまで必死に努力してきた選手やスタッフの想いが実を結ぶことを心から願っています。
 最後になりましたが、日頃よりご支援くださる保護者の皆様、鈴木OB・OG会会長をはじめとするOB・OGの皆様、山本TC、そして練習試合を組んでくださった金沢学院大学・新潟大学の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今後とも金沢大学ラグビー部をよろしくお願いいたします。萩原凜(4年・TR)

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