関西遠征を終えて

 平素より温かいご支援とご声援をいただき、誠にありがとうございます。4年・GMの長森裕貴が先日行われた関西遠征についての所感を書かせていただきます。
 今回、ご縁あって京都大学様と初めて交流をさせていただきました。同じ国立大学として似た環境にありながら、関西Bリーグで活躍されているチームと一緒に練習することができ、大変刺激的で、実りある合同練習となりました。
 天理大学様とは私が入部してから3シーズン連続で交流させていただいています。毎回感じるのは、その「体の強さ」と「プレーの迫力」です。胸を借りるつもりで挑ませていただき、試合を通して多くの学びを得ることができました。特に今回は、内側のディフェンスで抜かれる場面が何度もあり、また、敵陣でプレーするために多用したキックがカウンターで返されるシーンも目立ちました。11月16日に控える代表決定戦では、同じミスを繰り返さぬよう、チーム全体で修正を図っていきます。
 個人的な話になりますが、私は4月末の試合で負傷し、今回の遠征が実戦復帰戦となりました。久しぶりのグラウンドに立つことができ、心の底から「ラグビーをしたい」という気持ちでいっぱいでした。しかし、試合が始まるとブランクの影響を痛感し、思うようなプレーができず悔しさが残りました。それでも、代表決定戦まで残りわずか。自分のベストパフォーマンスを本番で発揮できるよう、全力で取り組みます。
 チームとしても、ここからの期間は「やるべきこと」を絞り込み、全員が同じ方向を向いて進んでいくことが求められます。私たちはまだまだ発展途上のチームです。しかし、決定戦当日まで、そして試合中でさえも成長し続け、代表決定戦をブレイクスルーします。
 最後に、今回の遠征でかかわってくださった京都大学ラグビー部・天理大学ラグビー部の関係者の皆様、宿泊させていただいた甲賀大教会信者詰所の関係者の皆様には心より感謝申し上げます。また、いつも応援してくださっている方々にはさらなる温かいご声援よろしくお願いいたします。長森裕貴(4年・PO)

 はじめまして、1年センターの鈴木幹人です。日頃より温かい応援ありがとうございます。10月25日、26日に行った関西遠征について報告させていただきます。
 1日目は京都大学宇治グラウンドで京都大学さんと合同練習を行いました。こんなにも手入れが行き届いている天然芝のグラウンドでプレーするのは初めてでした。合同練習のメインであるADではスピードやパワーで優る相手に対して粘り強くタックルし、食い止める場面が多くみられました。また、アタックでは一本トライを取ることもできました。2日目は天理大学白川グラウンドで天理大学さんと練習試合を行いました。あいにくの天気でしたが、アップから全員が気持ちを入れることができました。結果としては大きく点差がつき一本もトライをとることができませんでしたが、怪我から復帰する選手がいたり、何回もゴール前で相手を止めたり自信に繋がるシーンが多く見られました。
 私個人としては9月に怪我をしてしまいこの遠征ではプレーすることができませんでした。 準備やタッチジャッチなどサポートに回りましたが、外から見ることで気づきがあったり、よりラグビーへの情熱が強くなりました。同じ国立大学である京都大学さんを手本として文武両道を実現します。
 今後とも金沢大学ラグビー部に温かい応援をよろしくお願いします。鈴木幹人(1年・CTB)

金沢大学ラグビー部、3年トレーナーの市川愛です。今回は関西遠征の振り返りと、代表決定戦の抱負を書かせていただきます。
 今回の関西遠征は3年生として責任が大きい立場で臨む遠征でした。常に自分がやるべきことを考え、周りを俯瞰して指示を出し、周りのフォローをする、今までの先輩がしてくださっていたことの凄さを体感しました。
 さて話は変わりますが、今回の遠征の中で私は忘れられない瞬間があります。4月に大きな怪我をしてしまい、長期離脱していた自分の担当選手が復帰後初の試合でグラウンドに入っていく瞬間です。長期間、思うように動けない姿や試合に出たい思いと葛藤する姿を近くで見てきました。その選手が楽しみと不安両方の気持ちを抱え、でも試合に出れることが嬉しそうな姿でグラウンドに入っていく姿をみて本当に嬉しかったですし、悩みながらの期間ではありましたが自分のしてきたことが力になっていたらと願う瞬間でした。そして私自身、今回の長期離脱選手との関わりを通して怪我の知識やトレーニング・リハビリ方法、選手との関わり方などたくさん学ぶことができました。この経験を今後の糧にしていきたいです。
 決定戦まで残りわずかですが、大好きな4年生の先輩ともっともっと一緒にいたいので、代表決定戦まで全身全霊自分の出来る全てを尽くしたいと思います。普段はどこか抜けていてぽわぽわしているけど、すごく頼りになってかっこいい同期・先輩たちと可愛くてよく食べて一生懸命な頼れる後輩たちと一丸となり、最後まで駆け抜けます。
 最後になりますが、今回の遠征、そして日頃、金大ラグビー部を支えてくださる皆様に感謝申し上げます。市川愛(3年・TR)

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