定期戦を終えて

 

 金沢大学ラグビー部1年の樋田詩です。9/14に行われた新潟大学定期戦について振り返りたいと思います。今回の試合は1年に1度の定期戦であることはもちろん、金沢大学ラグビー部創部75周年記念試合という特別な意味もあり絶対に負けられない試合でした。僕にとっては初めての公式戦で、初めて着るファーストジャージにはとても重みを感じ、身が引き締まる思いがしました。
 試合はキックを用いることで敵陣でのプレー時間を増やせ、ラインアウトモールやピックゴー、サインプレーといった自分たちが用意してきたアタックを出すことができました。また、FWsのスクラム・モールでは相手を上回り試合を優位に進めることができました。しかし、自分たちのハンドリングや意思疎通のミスによってチャンスをトライまで結び付けることができなかった場面が何度もありました。結果は12-12の引き分けとなってしまいました。多くのOBのみなさんが応援に駆けつけていただいた分勝利することができず、悔しい気持ちでいっぱいです。
 今回の試合を受けて出た課題点を1つ1つクリアし、北陸リーグ優勝、代表決定戦勝利を実現したいと思います。引き続き金沢大学ラグビー部へのご支援をよろしくお願いします。樋田詩(1年・SH)


 日頃からの応援ありがとうございます。国際学類3年の本間晴人と申します。9月14日に行われた新潟大学定期戦は創部75周年の節目を飾る重要な試合であり、絶対に負けられないと部員一同で心を一つにして臨みました。
 酷暑のなかの試合であったため汗が原因でのミスや集中力を欠いたプレーが続き、結果は12対12の引き分けで幕を閉じ、悔しさが残るものとなりました。しかし、この定期戦を通してチームワークの大切さを再認識することができました。特にFWに関して、スクラムとはチームワークを体現したものであり、8人が力を合わせて押していくことが不可欠です。今年度の菅平合宿においてもスクラムの強化に焦点を当てて練習に励んできましたが今回の定期戦ではその練習成果を発揮することができました。具体的には前後半合わせて2本のスクラムペナルティを獲得できたほか、相手アタックにプレッシャーを与えられたことが印象に残っています。このようにチームワークを必要とするスキルを以てして試合の主導権を握っていけるのがラグビーの面白さであると体感しました。
 これから秋のシーズンに突入し、目標である全国地区対抗大会出場に向けてチームワークの大切さを胸に日々邁進してまいります。応援よろしくお願いします。本間晴人(3年・No.8)

 金沢大学ラグビー部トレーナーの小林奈菜です。9月14日に行われた新潟大学との定期戦の感想を書かせていただきます。
 今回の新潟定期戦は金沢大学ラグビー部創部75周年という節目に行われる重要な試合でした。そのため、選手・スタッフの試合に対する熱量や期待が一層感じられました。
 ラグビー部に入部してから、何度か試合に参加してきましたが、試合の際に感じる緊張感にはなかなか慣れることができませんでした。自分に何ができるのか分からず、ただ見ていることが多く、特に先輩トレーナーの方が選手に対応している時には戸惑いを感じていました。しかし、今回の新潟戦では、以前のように戸惑うことは少なくなり、自分の役割を少しずつ理解できるようになってきたと感じています。例えば、選手にテーピングを巻いたり、氷嚢を作ったり、担架の位置を確認したりと、具体的にできることが増えてきました。これまでの経験を通じて、自分で考えて行動することができるようになり、少しずつですが前進している実感があります。 
 もちろん、私が今できることはまだ簡単なサポートが中心ですが、日々学びながら少しずつ成長していると感じています。これから秋シーズンに入り、試合が続くことになりますが、選手がラグビーに集中できるよう、スタッフ一丸となってサポートを続けていきたいです。私自身も、チームの一員としてさらに貢献できるよう努力を重ね、チーム全体の力になれるよう成長していきたいと思います。
 最後になりますが、いつも金沢大学ラグビー部を応援してくださっている皆さまに感謝申し上げます。これからも、引き続き応援をよろしくお願い致します。私たちスタッフも、選手と共に一丸となって戦っていきます。小林奈菜(1年・TR)

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