金沢学院大学合同練習を終えて

 いつもお世話になっております。
4年CTB 土平遼です。月日は百代の過客にして..と時の流れを感じたいところなのですが、今回はいたって真面目に書かせていただきます。
 私は交換留学をしていたため、一年以上チームと直接関わることができませんでした。帰国後練習に戻った際に強く感じたことですが、俯瞰的に眺めてもこの間、本学ラグビー部は大きく成長したと思います。特にそれを実感したのは、練習や試合間でのスモールトークにおける当事者意識や積極性です。各メンバー間のコミュニケーションが増え、様々な視点からの発言の増加が見られるようになり、よりフランクな意思疎通が取れるようになりました。私は組織における課題解決の視点でこれらは不可欠な要素だと考えており、その点この変化は率直に嬉しかったです。発信側の内容が抽象化してしまい議論が宙に浮く傾向を感じたので、より具体的な会話を意識して取り組んでまいります。
 9月20日に金沢学院大学との合同練習を行いました。金沢学院大学ラグビー部の皆様に感謝を示しつつも、結論として本学ラグビー部にとっては課題が多く残るものとなりました。怪我人が多い中ではありますが、特にアタックの継続とディフェンスシステムの部分に改善すべき点が集中したと感じます。私個人としては、強い接点を意識できた一方これまで培った言語化できない経験則を忘れかけていたので、実戦を積み早く取り戻したいと強く感じました。また慣れないメンバーでの連携になるため、考えの共有や意見交換をより行う必要があると感じました。

今回出た課題の多くは技術的なものではなく、システムやコミュニケーションに起因していると考えます。様々な箇所で課題が挙がり完成には程遠いように見えるかもしれませんが、先に述べた全員の当事者意識、コミュニケーションの積極性がその課題を一つずつ解決しさらに洗練されたものになると確信しています。広く全体を見ながらチームにコミットしていきます。2か月後にご期待いただければ幸いです。土平遼(4年・CTB)

 2年の白井環と申します。拙筆ながら、9月20日に行った金沢学院大学ラグビー部様との合同練習についてご報告いたします。
 今回の合同練習は、主要メンバーの怪我などの理由から、今までさせていただいたロックではなく、夏の菅平合宿以降取り組んできた9人目のFWとしてのスクラムハーフという立場で臨む私にとって初めての対外練習でした。チームの状況によってつくられた急造の立場だったこともあり、求められていたのは、ゲーム状況をマクロに考えることや適時的なボックスキックを蹴ることなどではなく、水が上から下へと流れるかのような、ボールを次の仲間に提供することを着実に行うプレーでした。
 しかし、いざADとなると、相手のまっすぐ上げてくるDFのプレッシャーから、スクラム89からのスタンドへのパスがスタンドにとって良い形で通らないことで、セットピースからの一次攻撃を成立させられなかったり、DFではフロントラインに入ってしまい、セカンドラインからのDFのポジショニングの呼びかけを行えなかったりするなど、あらかじめ決めていたことを実行できなかった点で大きな課題が浮き彫りになりました。さらには、途中でロックとして参加した際のラインアウトスローでは、3本ともノットストレートを行ってしまい、個人の観点から総じて、今回の合同練習を、用意していたものを相手にぶつけることができなかった悔いの残るものとしてしまいました。
 この反省を次につなげるため、仲間の協力をお願いし、普段の練習からプレッシャーのある状況を作り出してプレーをしていこうと考えています。
 最後になりましたが、いつも金沢大学ラグビー部の活動を支えてくださっている保護者の皆様、鈴木OB・OG会会長をはじめとするOB・OGの皆様、山本TC、そして、合同練習を組んでくださった金沢学院大学の皆様に感謝申し上げます。白井環(2年・LO/SH)

 いつも金大ラグビー部を応援、ご支援してくださりありがとうございます。金大ラグビー部1年の北本洸太です。私から9月20日の金沢学院大学との合同練習について書かせていただきます。
 今回の合同練習は、怪我人が多い中ではあったものの、今のチームができる万全の状態で行うことができました。金沢学院さんとの合同練習の機会は、大変貴重な経験となり、27日の練習試合、そして決定戦への大きな刺激となりました。合同練習で行われたADとユニット練習を通してチームの課題が明確になり、それらを一つ一つ潰していくために練習を行なっています。
 私事にはなりますが、菅平合宿からここ最近まで怪我のせいで練習に十分に参加できず、悔しい思いをしてきました。そんな思いをした反面、今回の合同練習も含め、外から練習を見たりすることが増えたことで改めて多くの人に支えられてラグビーができていると感じました。選手が水を補給したらすぐに次の分を補充してくれるマネージャーさん、選手が怪我をしたらすぐに駆けつけてくれるトレーナーさん、そして私たちを応援してくださってる人がいて私たち選手はラグビーをプレーできています。そういった方々に恩返しするためにも、この悔しさを忘れず、自分の役割を見つけ、試合で活躍できる強くてでかいプレイヤーになることを約束します。
 これからも応援よろしくお願いします。北本洸太(1年・WTB)

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