北陸リーグ1回戦を終えて

 10月4日に行われた富山大学医薬学ラグビー戦を振り返ります。前半、FWのモールから押し込みトライを奪うことができ、さらにインターセプトやBKの展開から得点を重ね、最終的には 82-0 で勝利することができました。しかし、内容を振り返ると反省点も多くありました。FWはモールトライのチャンスが複数あったにも関わらず、実際にトライに結びついたのは1本のみでした。また、FWから能動的なポッド形成ができず、攻撃のテンポを作れない場面もありました。一方で、ゲイン後のボールキャリーはスムーズで、トライに繋げられた点は大きな収穫でした。これは試合のたびに課題として挙がっていた部分であり、練習メニューを組み立てる立場としてチームの成長を感じ、とても嬉しく思いました。
 金沢大学ラグビー部の課題の一つは、コミュニケーションの不足だと感じています。ラグビーの場面になると受動的になる部員が多く、「こうしてほしい」「これはできない」といった意見を自ら発信できないことがあります。最近、山本TCがよくおっしゃる「人として当たり前のコミュニケーションを取ろう」という言葉が改めて心に響いています。日常生活では自然に行えている会話や意思疎通を、ラグビーの中でも当たり前にできるようにしたいと思います。わからないこと、意識の違い、良かったプレーなどを積極的に共有し合うことで、チームとして統一感のあるDF(ディフェンス)やAT(アタック)に繋げていきたいです。決定戦まで残りわずかとなりましたが、この課題は意識次第で必ず改善できるものだと思います。
一人ひとりが自ら行動(Action)を起こし、それをチーム全体の力に変えていきたいです。
 最後になりましたが、金沢大学ラグビー部を日頃より支えてくださっている保護者の皆様、OB・OGの皆様、鈴木OB・OG会会長、山本TC、そしてスタッフの皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 いつも温かいご支援、本当にありがとうございます。久松大騎(3年・NO.8)

 はじめまして、人文学類2年の丹澤勇樹と申します。日頃より篤いご支援をありがとうございます。
 先日行われました北陸リーグ初戦富山大学医薬戦について、拙筆ながら所感を述べさせていただきます。代表決定戦に向けた通過点の試合ではありましたが、もちろん負けられない試合ということで独特の緊張感がありました。試合開始直後は私自身のミスもあり、チームはなかなかリズムが掴めませんでした。実際のところ私はこの重要な試合にとても緊張しており、いつも通りのプレーがなかなか出来ませんでした。しかし先輩たちのサポートや声掛けもあり、緊張も徐々に解れていきました。最終的な結果としては82-0という大差で勝つことができましたが、試合内容は反省すべき点が多いものでした。中でも私が最も反省しなければならないと感じた点はボールに対する執着が足りないということです。具体的にはルーズボールへの反応の遅さ、ノックオンの多さなどが挙げられます。これらが無ければもっと得点を重ねられていたはずですし、もっと我々のペースで試合が進められていたはずです。東海地区の私立大学を相手取る代表決定戦ではそういった些細な面が命取りになってきます。
今年のスローガンである「執着」を今一度胸に刻み、日々練習を重ねていきたいと思います。今後ともご支援のほどよろしくお願いします。丹澤勇樹(2年・CTB)

 平素より弊部にあたたかいご声援、ご支援を賜りありがとうございます。一年マネージャーの黒澤楽来です。北陸リーグ第一戦目での学びにつきまして一筆申し上げます。
 さてプレーでチームを支えることが出来ない中で、自身の行動がいかに部に貢献できるかを日々考えております。その中で特にマネージャーの先輩方にいつも刺激を受けています。練習や試合において選手の動向や全体の状況を読み、プレーしやすい環境を整えるその姿の裏にはとんでもない量の気遣いがあることを日々実感し、尊敬の念を抱かずにはいられません。
 また、試合での選手を見ていると一生懸命練習に取り組む選手や時間外でも準備に取り組むスタッフ、全員の想いが込もっていることを実感します。また、同期の選手たちが必死に戦う様子には胸が熱くなります。今回の試合でもそれらを強く感じました。
 こうして一丸となって戦う姿を近くで支えることが出来ることを嬉しく思う一方、自身にまだまだ未熟さを感じています。状況を把握して自ら行動できる力をつけて、頼れるマネージャーとして成長できるよう邁進していきます。
 末筆になりますが、今後とも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。黒澤楽来(1年・MGR)

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