3年と7カ月
金沢大学ラグビー部の浅井美香です。私は2019年の4月に入部してから3年と7カ月、この金大ラグビー部でマネージャーとして活動しました。ラグビー部は私の大学生活の全てでした。
入部したころのことは今でもよく覚えています。先輩に声をかけられ、言われるがままに練習の見学に行きました。ルールも、何人でプレーするのかも知らなかったラグビーに私は一瞬で魅了されました。仲間のため、勝利のために本気でぶつかり合う姿にラグビーという競技に、そして見学に来た私に優しく声をかけ、たくさん笑わせてくれた先輩方の人柄に魅力を感じ入部を決めました。単純な理由でしたが、なんとか3年7カ月やりきることができました(笑)
先月11月27日の地区対抗代表決定戦で、中部大学に12-22で敗れ、私のマネージャー生活は幕を閉じました。目標だった地区対抗出場は叶いませんでした。悔しくて悲しくて堪らなかったですが、勝てる、地区対抗に行けると本気で思えるような試合をしてくれた選手には感謝しかありません。格上のチームを相手に堂々と戦い、全員でつないで2本のトライをとったことは、私にこのチームのマネージャーができてよかったと強く思わせてくれました。
この試合に関しての私の役割は、スタッフリーダーそしてマネージャーとして選手が最高のコンディションで試合に臨めるような遠征運営を行うことでした。この1年間スタッフリーダーとして、選手が最高のコンディションで試合に臨めるようなマネジメントを目指してきました。近場での合同練習、隣県での試合でも試合前の選手のストレスを最低限にするために、タイムスケジュールから持ち物まで、些細なことにも拘りました。すべてはこの地区対抗出場をかけた試合で、またその先に見据えていた地区対抗戦で選手に最高のラグビー環境を提供するためです。今回もこれまで同様、事前に何度もミーティングを行い、スケジュールや持ち物の確認を行いました。そのおかげもあり、遠征は大きな問題なく終えることができました。自分の役割を全うし、円滑な遠征運営に尽力してくれたスタッフのみんなには感謝しかありません。しかし、まだまだ改善できるところがたくさんあるとも感じた遠征でした。後輩たちにはぜひよりよいマネジメントを目指して日々成長していってほしいです。
ラグビー部で過ごした3年7カ月はとても充実していました。ラグビー部のマネージャーをするために金大に来たのではないかと思うほどに、ラグビー部に専念した大学生活となりました(笑)そこまで私を魅了し、マネージャーとしても人としても成長させてくれたラグビー部には感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
最後になりましたが、これまでラグビー部の活動を支えてくださった栗橋部長、山本TC、たくさんのご支援ご声援をくださいました、OB・OGの皆様に心より感謝申し上げます。特に今年度はたくさんのOB・OGの方にご支援いただきました。夏合宿に向けて”物資支援”を募らせていただいた際には、予想をはるかに超えるOB・OGの皆様からご支援いただき、大変嬉しく温かい気持ちになったことを覚えています。本当にありがとうございました。代表決定戦の際にも、たくさんのOB・OGの方が遠方より会場に足を運び応援してくださいました。グラウンドまで聞こえた応援の声や歓声はとても心強く、励みになりました。本当にありがとうございました。今後も金沢大学ラグビー部をよろしくお願いいたします。
4年間、本当にありがとうございました。ラグビー部のマネージャーができて幸せでした。浅井美香(4年・MGR)