今年の抱負1
僕たち金沢大学ラグビー部は2021年11月21日、東海北陸地区代表決定戦で愛知学院大学に敗北しました。試合では選手一人一人だけでなくベンチメンバー、トレーナー、マネージャーができることを最大限やりきり、100%以上の力を出せていたと思います。前半をリードで折り返し全員が「勝てる」という雰囲気を感じていました。しかし、ラストプレーで逆転されてしまい、改めて地区対抗に出場することの難しさを感じました。
昨年度の雪辱を果たすために今年度の目標は「地区対抗出場」にしました。代表決定戦に照準を合わせ、試合が終わっても後悔のないように1日1日を大事に過ごしていきます。また昨年度のチームは4年生がチームを引っ張り、下級生たちはついていくのが精一杯でしたが、頼もしい先輩たちはもういません。スキルもフィジカルもチームの完成度も昨年度と比べるとまだまだです。昨年度に追いつき追い抜くためにコツコツとひたむきに努力できるチームにしたいという思いでチームスローガンは「愚直」にしました。これからは自分たちがチームを強くしていくという自覚を持ち、上級生、下級生関係なく主体性をもって活動します。それに向けて今の時期から基礎スキル、フィジカル、ラグビー理解などしっかりと準備をしていきます。
自分は主将としてチームが辛いときでも体を張り、声を出し、ブレずにチームの指針を示し続けていけるような選手になっていきたいです。
今後も金沢大学ラグビー部をよろしくお願いします。(土田琢真・3年)
こんにちは。金沢大学ラグビー部新4年生の岸井響です。
金沢大学に入学してラグビー部に入ることを決めてからの3年間はあっという間でした。楽しいことも辛いことも多くあった日々でしたがその日々もあと1年間しかないのかと思うと少し寂しく感じます。
初心者で入部した私はこれまでたくさんのことを先輩たちから学んできました。そんな先輩たちの背中は大きく、今まではついていくことに必死でした。ですが4年生となる今年は私たちがみんなを引っ張っていきチームを作って行かなければなりません。今まで学んできたものを継承し、「愚直」というスローガンのもと地区対抗出場を目標に自分たちの色を出したチームを作っていきたいと思います。
去年はそんな先輩たちと地区対抗優勝を目標に掲げ取り組んできましたが、地区対抗予選のラストワンプレーで逆転されるという悔しい結果に終わってしまいました。この時、私はベンチからこの光景を見ていました。私自身、去年一年間は非常に怪我に悩まされた年でした。思うようにプレーができず愛知学院との地区対抗予選の試合でもハーフタイムでピッチを退きました。先輩たちとの最後の試合でピッチに最後まで立っていられなかったこと、チームのために最後までプレーができなかったことが非常に悔しかったです。今年は怪我を治しチームのために最後までピッチで戦える選手になり、ピッチ上で地区対抗出場を喜びたいです。
また今年から私はGMに就任することになりました。学校や協会、他大学との連絡を担当したり試合の日程調整や遠征の段取りを決定したりするなどのチームのマネジメントの責任者になります。去年は主務としてマネジメントに携わってきましたが、私たちの頑張りで選手たちがプレーしやすい環境を作り上げることができることを去年の1年間で学びました。GMとなった今年は去年よりもさらに私自身の頑張りがチームのために直結してくると思います。選手としてだけではなくマネジメント部門の責任者としてもチームに貢献していきたいと思います。
最後になりますが今年一年は今までの三年間に比べ自由度も責任もはるかに大きく非常に大変な年になると思います。ですがその日々を乗り越え目標を達成したときの喜びはこれまでに感じることのできなかったようなものになると思います。そのためにも今年一年、全力で走り抜けていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。(岸井響・3年)
本年度のスタッフリーダー、マネージャーリーダーを務めることになりました、浅井美香です。
ついこの間入部したと思っていたのですが、気づけば最高学年、チームを引っ張る立場となりました。1年があっという間だったと毎年言っています。おそらく来年も同じことを言っていることでしょう。今までと違うのはその先がないということ。ついに迎えたラスト1年、後悔を残さないように全力で走り抜けたいと思います。
さて、今年の抱負を考えるに当たり昨年を振り返ってみると、とても変化のあった1年だったと改めて感じます。なによりマネジメント体制の構築が1番の変化です。今までばらばらで活動してきた主務陣、マネージャー、トレーナーが、地区対抗で優勝するチームにふさわしいマネジメント体制を目指し一丸となりました。これまでとれていなかった連携がとれるようになり、チームにとって、選手にとってより良いマネジメントを提供することができたと思います。個人としても、わからないことや初めてのことだらけで、ハードな時期もありましたが、何がチームにとって最適であるかを考え、行動に移すことができ、とても成長できた1年でした。
昨年の振り返りを踏まえ、私は今年の抱負を昨年度のマネジメント体制の継承、発展としたいと思います。先ほども述べましたが、昨年度マネジメント体制は大きく変わりました。先輩方が築き上げてくださったこのマネジメント体制の基礎を受け継ぎ、後輩につなげていくのは私たちの義務であると思っています。昨年から始めた、試合前のマネジメントミーティングや、試合後のお礼状作成などのルーティンを今年度も当たり前に取り組み、定着の1年にしていきます。
マネジメント以外に私はもう一つ今年の目標があります。それは自分がラグビー部に所属する意義を見つけることです。就活するにあたってラグビー部に所属する意義について考える機会が増えたのですが、明確にはわかりませんでした。ラスト1年で自分がラグビー部に所属する意義を見つけたいです。
今年のラグビー部の目標は「地区対抗出場」です。一昨年、地区対抗出場が決まったときのあの感動を今でもはっきりと覚えています。もう一度あの時と同じ最高の気分を味わうためにも今年1年ラグビー部に尽くしたいと思います。今年度も応援のほどよろしくお願いいたします。(浅井美香・3年)