菅平合宿を終えて2
こんにちは、金沢大学ラグビー部M2の平田竜進です。私たちラグビー部は8/15〜19に菅平で夏合宿を行いました。私は大学2年と3年のときに菅平を経験しており、今年は3年ぶり、3度目の菅平合宿になります。しかし私は今までの2回とも菅平前に怪我をしてしまい、体が万全の状態で合宿に参加できていませんでした。今年は怪我もなく合宿の日を迎えられたので、菅平合宿がとても楽しみでした。
菅平は標高1300mほどの高原地帯で夏でも涼しいのでラグビーをするには最適な気候で、100面を超えるラグビー場があるので、「ラグビーの聖地」と呼ばれており、全国から多くのラグビー部が集まります。北陸にはラグビーチームは多くはないので、普段試合ができないような地方の国公立大学と試合ができる絶好の機会だと思います。
今年は大阪大学と茨城大学と試合をさせていただきました。どちらのチームも私たちと同じように人数が少ない中でラグビーに取り組んででいるのですが、体の大きさやランのスピード、ラグビーの理解度にいたるまで1人1人の力の差を感じました。地区対抗に向けて自分たちの課題を見つけることができたいい合宿になったと思います。
合宿では練習中だけでなく寝食も共にするので、1人だけの都合で決めるのではなく、チームの為を思って行動しなければなりません。スケジュールの伝達や共有スペースをきれいに使うなど周りへの気配りが大切になります。そういったマインドを普段から心がけることはラグビーにもつながり、より良いチームを目指すには必要なことだと感じました。
また、菅平合宿で嬉しかったことは後輩の成長を見れたことです。上級生は合宿の計画から実行までチームを引っ張ってくれて本当に頼もしくなったと思いますし、下級生で大学からラグビーを始めた人も試合でたくさんの活躍を見せてくれました。1人1人のレベルアップがチームの成長につながっていると感じられました。
2部練習や試合で体がきつかったり、怪我で人数が少なかったりするなかでこの菅平合宿を全員で乗り越えられたことは今後の大きな糧になったと思います。秋のリーグ戦に向けていい準備をし、地区対抗を目指しこれからも頑張っていきたいと思います。平田竜進(M2・PR)
金沢大学4年ラグビー部花満崇です。本日は8月15日から19日にかけて行われた菅平合宿についての感想を書かせていただきます。
コロナウイルスの影響により、3年ぶりの菅平合宿でしたが、合宿に行くことができたことによって個人、チーム共にレベルアップを図ることができました。また、新たな課題を発見する機会ともなりました。土田組となってから試合をすることがなかなかできない状況が続いておりましたが、この合宿を通して2試合することができ、大変貴重な経験を積むことができたと感じております。試合内容についてはチームとして納得のいくプレーも見られましたが、うまくいかなかった部分の方が多かったと感じています。代表決定戦に向けてチームとしての課題を修正すると共に、個人スキルの向上をしていかなければならないと感じることができた2試合でもありました。結果は2試合とも金沢大学の敗戦であり、代表決定戦に向けて次の試合では必ず勝つことができるように練習に励んでいきます。
私個人の感想としては1年生の時に行った以来の菅平合宿でしたが、部員全員で5日間ラグビーに打ち込むことで上達すると共に、部員同士の絆を深めることができた合宿であったと感じました。練習では最終日前日に全員で行ったランパス11本が特に印象に残っています。合宿での最後の練習ということもあり、疲労が溜まっている中でトライを取られた分走ったことは体だけでなく、心も強くしてくれたと感じています。最終日には昨年度卒業のOBの方々にサポートしていただきながらチームビルディングを行い、より一層の信頼関係を構築することができたと感じています。
コロナウイルスが蔓延している中で菅平合宿を行うことができたのは、スタッフ・OB・OGの方々・栗橋部長・松本副部長・山本TCなどの沢山の方々の支えがあったからだと感じています。誠にありがとうございました。代表決定戦勝利という吉報を届けることができるよう、日々練習に励んでいきますので、応援よろしくお願いします。花満崇(4年・WTB)
こんにちは、3年の南沢竜馬です。今回は菅平合宿を終えての所感を書きたいと思います。
まず、コロナの影響もあり、3年ぶりに合宿を実施できたため、菅平合宿を経験したのが今の4回生以上であるということで、計画などかなり不安な部分が大きかったですが、試合や練習を計画通りに実施できたことは良かったです。
合宿を通してみて試合では大きく分けて2つのことが課題でした。
一つ目は、1対1のスキルという面です。今回の試合では、1対1で止めきれず、相手の攻めを勢いづけてしまいました。その結果としてかなり長い時間のディフェンスになり、準備してきたアタックの形をなかなか実践することができないことがありました。また、アタックの際のヒットも相手に止められてしまい、自分たちのアタックにテンポをうまく生み出せないこともありました。これらのことから、やはり1対1の強化ということが必要だと痛感しました。
二つ目は、セットプレーにおいての精度という面です。スクラム、ラインアウトにおいてマイボールは100%獲得することが必要ですが、今回、スクラムにおいては、コミュニケーションミスがあったり、自分のスローイングのミスでチャンスを潰してしまったりしてしまいました。特に課題のラインアウトでは、正確なスローとなるようにとにかく投げ込みをしていき、精度を上げていきたいです。
また、5日間の日程の合宿を通して、チームとしての結束が深まったと思いました。試合や練習においてはもちろんですが、学年を混ぜた部屋編成、様々な人と話すことができた食事、チームビルディングなど練習以外の面でも部員の人間性を知ることができ、とても有意義な合宿となりました。特に最終日のチームビルディング後には1年生がとても頑張って場を盛り上げてくれたことが本当に印象的でした。
最後に、この合宿では多くの人との関わりがありました。対戦校の茨城大学と大阪大学、また、部員の家族やOBの方々など長野県外からもたくさんの方々が応援に来てくださいました。中には、直接応援には来られませんでしたがわざわざメールで激励してくださる方もいらっしゃいました。他にも多忙の中指導してくださるコーチ、一度は不許可になったところをもう一度掛け合って許可を出してくださった学務の方など本当にたくさんの方のご支援の上に成り立っているものだと実感いたしました。支えてくださる方々のありがたさを理解しつつ、恩返しできるように誠実にラグビーに向き合っていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。南沢竜馬(3年・HO)