今年の抱負8
金沢大学ラグビー部M1の福島彩矢です。昨年度は河村組で副主将を務めさせていただきました。河村組では運営に関わり、地区対抗戦優勝という目標に向け尽力しましたが、力及ばず残念な結果に終わってしまいました。
河村組は朝日大学さん、天理大学さん、白鳳大学さんなど強豪との対外試合の機会に恵まれた代でした。スタッフ、OB・OGの方々、栗橋部長、山本コーチなど、沢山の方々のお力添えで実現したこれらの対外試合でしたが、プレー面以外にも立ち振る舞い、運営方法やメンタルの部分など、様々なことを勉強させていただきました。そこで思考停止せず、勉強した内容を取捨選択したことで「河村組らしさ」が出たのだと考えています。河村組の「貪欲」に勝利にこだわるラグビーは、関わってくださった方々に感動を与えられたと自負しておりますし、自分自身人生の励みになると確信しています。
今年度は、金沢大学ラグビー部は新4年生の土田君を主将に置き、土田組として活動していきます。チームスローガンは「愚直」。未経験者の多い現状の土田組がどのように勝利したいのか、どんなチームにしたいのかが伝わってくる素晴らしいスローガンだと感じました。河村組という一度完成した体制を壊すことは勇気のいることだと思いますが、引き継ぐこと、やめること、新たに始めることを取捨選択し、土田組の考える良いチームを目指してほしいと考えます。その中で、私は一選手として誰よりも愚直に振る舞い、プレー、技術指導の面で土田組に貢献したいと考えます。
今後も応援のほどをよろしくお願いします。(福島彩矢・4年)
金沢大学数物科学専攻M1の平田竜進です。私が大学でラグビーという競技に出会って5年が経ちました。私は小学校から高校まで柔道と相撲をやっており、団体戦はあったもののラグビーのようなチームスポーツは初めての経験でした。もちろん球技自体も初めての経験で、1年生のときは不安でいっぱいでした。しかし、自分がミスをしても仲間が助けてくれ、逆に自分も仲間のために頑張れるというチームスポーツの良さを感じることができました。さらに、ラグビーはタックルやスクラムがあるので、球技というよりも格闘技のような感覚で、その点においても私の性にすごく合っていました。
私の今年の目標は「ラグビーを楽しむ」です。ラグビーはルールが難しく、1年生のときはよくわからずにただ走っているだけで楽しいと思ったことはありませんでした。しかし、1年間続けてみると、自分から次のプレーのサインを出せるようになったり、自分の思うようなプレーができるようになったり自分の成長を感じることができました。ラグビーを受け身でさせられているのではなく、自分で判断し、主体的に取り組むようになって初めてラグビーはとても面白い競技だと気付くことが出来ました。5年ラグビーをやってきましたがラグビーはとてもきついです。めちゃくちゃきついです。試合をするたびにもうしたくないと思います。それでもラグビーをまたやりたいと思えるほど僕はラグビーが好きになってしまいました。そして楽しむためには試合に勝たないといけません。勝つために80分間走れる体力、コンタクトプレーで負けない筋力をつけていきたいと思います。
最近見たツイートで、「高校時代は無名でも、練習休まずコツコツやってきたやつ、3年生の夏くらいから頭角現しがち」(ヨースケ@yosuke03)というものがありました。私はこのツイートにとても共感しました。去年の4年生がその例で、私の1個下には経験者が多く、彼らは真摯にラグビーに取り組んでいたと思います。私は彼らのおかげで去年地区対抗に出場できたと思っています。今の金沢大学のラグビー部には私のように大学からラグビーを始めた人がたくさんおり、去年の4年生のように経験者ばかりではありません。しかし、みんな真面目に練習に取り組んでいるのできっと花開く日が来ると思います。私はもっとラグビーが上手くなり上を目指していきたいと思いますし、同時に後輩の成長を間近で感じられることがとても楽しみです。皆さんもこれからの金沢大学ラグビー部を楽しみにしていてください。応援よろしくお願いします。(平田竜進・M1)