金沢学院大学練習試合を終えて 2

 金沢大学ラグビー部、修士2年、福島彩矢と申します。10月7日に行われた金沢学院大学との練習試合の感想を書かせていただきます。
 このゲームは、全国大会予選であった富山大学本学との公式戦が不戦勝になったため急遽決まったこともあり、気持ちを持っていくのが難しい試合でした。それでも、1週間準備したものをぶつけたいと考えゲームに挑みました。
 ゲームが始まると、対戦相手の速いテンポのアタックに対処できず、後手に回りました。
また、自陣からの脱出、敵陣でのセットプレーでプレッシャーをかけられ、早い時間帯で得点することが出来ませんでした。アタックでは、準備したセットプレーを出し切れず、また良いランナーに良い形でボールを渡すことが出来ませんでした。結果としては5-22で敗戦し、反省点が多いゲームになりました。
 しかし、良かった点もいくつもあったと考えています。ディフェンスでのコンタクト、中盤でのキッキングゲーム、モールでは対戦相手と渡り合うことが出来ました。反省点は組織的、戦術的なものが多いため、ここからの練習と試合との向き合い方次第で十分に修正できると感じています。
ここから決定戦まで、ほぼ毎週練習試合がある予定です。 練習試合での修正点を洗い出して一回一回の練習で良い準備をし、毎週末のゲームで試していけば、必ず全国大会出場を果たすことが出来ると信じています。少しでも長く熊谷組のメンバーでラグビーを続けるために全身全霊でラグビー部に向き合っていきます。
 ラグビー部一同、今後も精進してまいりますので、今後も応援のほどよろしくお願いいたします。福島彩矢(M2・FL)

 こんにちは、金沢大学ラグビー部3年の蔭島慎助です。先週行われた金沢学院大学さんとの練習試合を振り返っていきます。30分ハーフの練習試合で、結果は5-22で敗北しました。
 前半は相手のアタックの速いテンポ感についていくことができずにトライを許してしまいましたが、徐々にそのテンポに慣れていき前半の途中からは良いディフェンスができていたと思いました。しかし、今年度からハイタックルの規制が厳しくなったこともありタックルでのペナルティやまた、オフサイドの注意も受けていたので体力が消耗しているときの規制の遵守が重要になってくると思いました。また、強いチームほど、フィジカルの強い選手が多く地区対抗戦での対戦相手も強い選手が多くいると思うので、ペナルティに関係なくロータックルの意識を持つことが大事になると思いました。今回の練習試合でもタックルに失敗し大きく突破されることが多かったので選手一人一人のタックルの意識やダブルタックルに入っていく意識を持つべきだと感じました。個人の振り返りとしては、スクラムの技術が乏しくバインドバトルからセットまで改善点ばかりあるため地区対抗戦までに修復していくべきだと思いました。フィールドプレーでは、最近タックルの調子が良いのもあって低い姿勢でよく入れておりました。また、アタックの際に自分の足の速さを活かしてディフェンスを突破しオフロードをつなぐことができたので、フィールドプレーでは自分の成長をある程度感じることができました。
 地区対抗まで残された時間は少ないですが、この短い時間でスクラムを修正していくことが自分の一番の課題になると思いました。11月に天理大学さんとの合同練習が予定されているので、そのときにスクラムのノウハウを学び自身のスクラムを磨いていこうと思います。最後に、本当に残された時間は少ないので、後悔のないよう日々の練習を大切にして自分ができることは全力で取り組んでいこうと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。蔭島慎助(3年・LO)

 2年SHの築舘です。10月初めに行った金沢学院さんの試合とは異なり、今回の試合では前半は金沢学院大学のAチームの方たちと試合をさせいただくことができました。普段は東海学生リーグのAリーグで活躍されているチームということもあり、AT、DF両方ともが私たち金沢大学ラグビー部よりも洗練されており、とても勉強になりました。
 今回金大はハイタックルなどのペナルティが多く、10分あたりの平均ペナルティ回数が今年度始まって最も多く、胸骨より上にタックルに入ってはいけないという今までのハイタックルよりもより厳しくなったルールにまだ適応しきれていませんでした。また、アタックでもフェーズを重ねられずに良いテンポで攻撃できなかったことにより、自分たちのしたいような試合運びがうまくできず、内容、結果ともにあまり良くない試合となってしまいました。
 私は、1年生の時はWTBで試合に出ていましたが、菅平での大阪公立大戦からSHで試合に出させていいただけるようになり、今回は自分にとって三回目のSHとしての出場でした。毎度毎度自分の情けないミスでチームにピンチを招いてしまい悔しいです。しかし、それでも試合に出させてくださる優しい先輩方のためにも、パスとアタックのテンポでチームの勝利に貢献できるよう次の試合も頑張ります。築舘佑星(2年・SH)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です