新潟大学定期戦を終えて

 こんにちは、金沢大学ラグビー部4年生の熊谷峻滉です。7月9日に新潟大学さんとの定期戦があり、結果は34-0の勝利でした。
 新潟定期戦は金大ラグビー部にとって非常に大事な試合の一つであると考えています。個人的に新潟大学さんは国公立大学で部員もそれほど多くなく、学業と両立させながら部活をしている金大と似た境遇のライバルであると思っています。そのため、新体制が始まってから、まず新潟定期戦に勝利することを目指していたため、今回それを達成できたことは非常に嬉しかったです。
 試合内容は、今年は去年と大きくメンバーは変わっていないことから今まで積み上げてきたアタックの連携やディフェンスでの規律、キックの攻防などが去年より出来ていたと思いました。しかし、まだフィットネスレベルやブレイクダウンのクオリティなど多くの課題も見つかりました。このような課題を次は8月にある菅平合宿までに改善して臨み、そしてまたそこで見つかった課題や修正点などを改善して一歩ずつ目標の地区対抗出場までに成長していけるように努力したいと思います。
 自分は今年が大学ラグビー最後の年です。3年前のまだ1年生だった時に地区対抗出場を果たした時は正直あまり実感がわきませんでした。しかし、去年一昨年とその目標を果たせなかったことは本当に悔しく、今年こそはその雪辱を果たすために絶対に名古屋戦に勝ち悔いのないようにしたいです。それまでの道のりは決して簡単なものではなく、ひとりでは難しいことが多いでしょう。そのような中で支え合ってくれる部員や支援と応援をしてくださる家族やOBの方々への感謝を忘れずにこれからも励んでいきたいと思います。熊谷峻滉(4年・NO.8)

金沢大学3年トレーナーの鈴木怜奈です。7月9日に新潟大学との試合がありました。1年に1度の新潟戦は金沢大学ラグビー部にとって特に重要な試合です。そのためか今回は選手・スタッフの試合に懸ける熱量があり、試合を楽しみにしていることが部全体の雰囲気から分かりました。体力、気力が十分あったことで結果は34-0で金沢大学の勝利でした。皆の活躍する姿を見る事が出来て嬉しかったです。
 トレーナーとしては昨年の新潟戦の反省を生かし、どのようにしたら後半も選手の体力を維持できるかを考えました。具体的には氷嚢を使ってのアイシング、そして糖分補給のために新たな栄養食を取り入れました。その甲斐あって最後まで大きな怪我なく無事に終わりほっとしています。
 新潟戦は私がトレーナーの最高学年になってからの初めての公式戦でした。試合当日は予定通りに対処出来るかと心配でしたが、1・2年生が自発的に考え、指示よりも先回りして行動してくれたおかげで滞りなく選手のサポートが出来ました。後輩達がラグビー部をより良くしようと新しい提案をし、即戦力として行動したことに成長を感じ、頼もしく思います。
 これからもトレーナー全員が一丸となり今以上に選手を支えたいと思います。今後とも応援宜しくお願い致します。鈴木怜奈(3年・TR)

 先日、新潟定期戦を行いました。昨年はなかなかトライを取り切ることができず、悔しい敗戦となりましたが、今回は勝利することができました。
 チームとしては、春から東海地区国公立大学ラグビー部交流会や富山大学との練習試合を経て、昨年より実戦経験を積み、新潟定期戦に臨むことができました。また、1年生という新しい風が入り、戦術の幅も広がりました。富山大学戦以降、フィットネスが課題として挙がり重点的に行ってきました。富山大学戦より走ることができていましたが、アタックで積極的に順目に走りこむことができていないなど、まだ足りていない部分がありました。ディフェンスが多い厳しい展開で80分試合をすることを考えるとさらなるフィットネスの強化が必要になります。まずは、直近の菅平合宿に向けて高め合いながら取り組んでいきます。
 個人としては、昨年は初心者でこのラグビー部に入り、ラグビーのことを全く分からず、先輩に言われるがまま動いて新潟定期戦に出場したことを覚えています。自分からプレイできるようになり、体重増加やフィットネスストレングスの強化を行い、少しずつ自信がついてきました。しかし、ディフェンスにおいて、アタックの枚数を見ずに順目に立ってしまうなど課題は山積みです。改善しスタメンを勝ち取れるよう励んでいきます。最後までお読みいただきありがとうございました。長森裕貴(2年・PR)

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