菅平合宿を終えて 1

 金沢大学全学ラグビー部4年の倉田知輝です。
 先月、5日間の日程で菅平合宿が開催されました。私にとっては高校から通算4度目となる菅平合宿でした。今回は、今年の菅平合宿を今一度振り返ってみたいと思います。
 私の同期にはもう一人BKs(バックス)リーダーの選手がいますが、今回の合宿の直後に大学院入試を控えていたため合宿には参加せず、代役で私がBKsリーダーを務めました。合宿を通して、周りを見て指示を出して動かす、活かすことの難しさを感じました。私はこれまで指示を出すよりもサポートに徹する役割を多く担ってきましたが、背番号12を背負ってプレーするとき、また、ミーティングで率先して話を進めていくときなど、今までとは少し異なる役割を果たすことに苦労しました。その一方で、これまでよりも全体の状況を把握し、何をすべきかを予測し考える力を向上させることができたのではないかと感じています。また、限られた人数の中でメンバー編成を実施した結果、各選手が試合の経験を積めて成長できたことも収穫だと思います。
 地区対抗決定戦まで残り3か月を切りました。菅平合宿で成果として出たものはさらに磨きをかけ、課題として出たものは修正・改善して日々過ごしていきたいと思います。倉田知輝(4年・CTB)

 金沢大学ラグビー部3年の山田颯真です。先日8月16日から20日まで菅平合宿を行いました。この合宿では5日間のうち、2日目に日本福祉大学さんと練習試合、3日目に駒澤大学さんと合同練習、4日目に大阪公立大学さんと練習試合をさせていただくというような日程でした。このように対人での試合をたくさんできたということは地区対抗を目指している私たちにとってとてもいい経験になりました。 
 チームとしては、なかなか万全の状態のメンバーでないなか試合に臨むこともあり、その都度どのような戦い方をすべきなのか、各々自分の役割を見直せるとてもいい機会になりました。また、現時点では格上だと思われる相手に対しても試合の中で、自分たちのアタック・ディフェンスでそれぞれ通じる部分もありました。しかし、同時に代表決定戦前までに修正すべき課題も見つかるような実りのあるものでした。
 個人では、2日目、4日目と試合に出る中で同じミスを2回してしまうなどの致命的なものがありました。やはり1人のミスはラグビーにおいてチームに大きく響くものであるので、そこでの修正力というのは今後の自分の課題だなと感じました。生活の面では、5日間も寝食を部員と過ごすのでより絆が生まれ、もっと長くこのチームでいたいなと感じるような合宿でした。
 今回、様々なサポートをしてくださったスタッフ、OB、OG、栗橋部長、山本TC、保護者の皆様のおかげで充実した合宿を終えることができました。これからも地区対抗代表決定戦勝利できるよう練習に励んでいきますので、応援よろしくお願いいたします。山田颯真(3年・WTB)

 菅平合宿を終えて、チームはもちろんですが、マネージャーとしての自分自身の成長とこれからの課題を見つけることが出来ました。
 私は試合の時はカメラ担当として、選手・スタッフが活躍する姿をカメラで追っていました。どんな一瞬でも映っている全員が本気で、喜んでいる姿も悔しがっている姿も、全てがかっこいいショットでした。さらに多くの部員が輝いている瞬間を収められるように、経験を重ねていきたいと思います。
 マネージャーとして一番重要で、大きな仕事はタイムマネジメントだと思っていますが、この合宿で大きなミスはありませんでした。先輩マネージャーがスケジュールを立てるところから、当日に細かな調整までしてくれたおかげです。去年より出来ること、自ら気づいて動くことが増えましたが、まだまだ先輩に頼っていることが多い現状です。選手からもスタッフからももっと頼りにされるマネージャーになること、チームに足りない部分を補える存在になることが、今の目標です。具体的には、人に頼らず様々な視点から考え意見を発信すること、意見を言うだけでなく、誰よりも先に行動に移せる人になることです。
最後になりますが、お忙しい中、選手だけでなくマネジメントにも熱心にご指導してくださった山本TC、遠くから応援に来てくださったOB.OG、ご家族の皆様、物資支援をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。応援して支えてくれる方がいるからこそ、充実した活動が出来ていることを実感しております。これからもよろしくお願いいたします。成田和葵(2年・MGR)

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