代表決定戦を終えて
11月19日をもってラグビー部の現役での生活が終わりました。大学入学時コロナウイルスが猛威を振るっていたころ若干の不安とともに入部した私でしたが、この時の決断は間違っていなかったと胸を張って言えます。終わってみれば一瞬で、今までの人生の中で一番楽しく密度の高い4年間でした。ここまで仲間と公私を共にする経験は今まで無かったので、多くの人間の考え方に触れその中で気づくことがたくさんありました。特に最高学年となった今シーズン、私たちは本当に多くの方々に支えてもらっているということを改めて実感しました。
私は3年生の時からS&Cリーダーとしてチームに接してきましたが、強いチーム作りのために常に100%で活動できたかと言われると自信をもって答えることができません。特に秋シーズンは怪我人が相次ぎました。人がコントロールできるレベルの話であったかは分かりませんが、あの時こうしておけば良かったという後悔が幾つかあるのは事実です。詳しくは書きませんが戒めのためにもこれからの人生で忘れないようにしたいです。
負けてはしまいましたが、満身創痍の中最後の試合で同期5人ともフルで走りきれたことが私はとても嬉しかったです。5人の中で初心者は私だけでしたが皆温かく支えてくれたので楽しく伸び伸びとやらせてもらえました。いい同期に恵まれました。4人ともありがとう!9 月に怪我で入院した時は心が折れかけましたが最後までやり切れたのは部活の皆のおかげです。頼れる先輩、可愛い後輩たちと同じ方向に向かってラグビーに熱中できた経験は私の財産です。後輩たちは部活を続けていく中で苦しい時もあると思いますが、なぜ自分はラグビーをやるのか考えながら頑張ってもらいたいと思います。私たちは5人とも口下手なのであまり伝えられていませんでしたが、4年生にスタッフがいない中文句も言わずサポートし続けてくれたスタッフ陣には本当に感謝しきれません。加えてOB会の皆様、栗橋部長、山本TCまた自由にやらせてくれた両親にも感謝したいです。金沢という地でラグビーに出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。増川晴斗(4年・LO)
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