感謝

　まだ高校生だったころ、所属していた部活の顧問に連れられて、花園への出場権をかけた試合を見に行きました。仲間のために、自らが犠牲になることをいとわないというラガーマンの精神に魅せられて、大学ではラグビーに関わりたいといつしか思うようになっていました。大学1年の春。総合教育棟の前で声をかけられるのを待っていたのですが、いつまで経ってもラグビー部の先輩から声をかけられなかったので、自分から声をかけに行きました。（笑）先輩たちの雰囲気が良く、楽しそうだったからという単純な理由で入部しましたが、4年間というラグビー部での生活を終えた今、この選択は大正解だったと思っています。
　ラグビー部での4年間で本当に多くのことを経験させていただきました。特に今年度は、3月末に早稲田大学ラグビー蹴球部様にマネジメント体制の視察を受け入れていただいたほか、天理大学ラグビー部様や朝日大学体育会ラグビー部様に練習試合をしていただき、チームとしての成長を感じることができました。苦しいこともたくさんありましたが、それ以上に地区対抗優勝という目標に向かって支え合い、高め合うチームの一員になれて幸せでした。このような経験をさせていただいたのは、金大ラグビー部に関わってくださった方々、これまで金大ラグビー部の糸を繋いできてくださった先輩方、一緒に頑張ってきた同期、後輩のみんな、そしてどんなときも支えてくれた家族・友人のおかげです。本当にありがとうございました。
　この4年間で大きくチームは変わりました。金大ラグビー部の過渡期に関わることができたことを本当に嬉しく思います。特に今年度は、地区対抗で優勝するチームにふさわしいマネジメント体制を築きあげたいという思いでマネジメントスタッフ全員が尽力してきました。その結果、この1年でマネジメントの体制の基礎を築き上げることができたと思っています。これは、常に私たちのことを気にかけて下さり、ご指導、ご助言いただいた栗橋部長、松本副部長、山本さんのおかげです。頼りないスタッフリーダーを支えてくれたマネジメントスタッフのみんなにも感謝しています。この1年を経験した後輩たちなら、来年度は今年以上にマネジメントに磨きをかけてくれると期待したいます。
　4年間ありがとうございました。最後になりますが、今後とも金大ラグビー部をよろしくお願いいたします。長谷川日菜（4年・TR）