金沢学院大学練習試合を終えて

 金沢大学ラグビー部4年トレーナーの植田結衣です。10月15日の金沢学院大学との練習試合は、シーズンに突入したこともあり全部員にとって身の引き締まる試合であったと感じています。
 ラグビー部に携わって4年目となりますが、やはりこの時期になると1つ1つの試合に対する選手の姿勢にいつもにも増して緊張感を感じる場面が多くなります。試合中にはいつも以上に、思うようなプレーができず悔しがる姿や多少の痛みがあっても目の前の相手に全力で挑む姿が見られました。その姿を見ていると平日練習の際にも夜遅くまで残って自主練習をしていたことを思い出し、私もまだ改善しなければならない点がたくさんあると痛感します。トレーナーとして試合会場に到着するとまずはテーピングを巻くのですが、選手がプレーしやすいテーピングにはまだ到達できていない部分があると感じています。そのため、試行錯誤しながらも1人1人に合ったテーピングを見つけ安心して試合に臨んでほしいと思っています。
 また今回の練習試合では、上級生が下級生に進んで指示を出す姿を何度も目にしました。普段の練習から「今は上級生が指示を出すべきだった」という意見が出ることもあり、上級生が自分のことだけでなく全体を見て動くよう心がけていることがこちらにも伝わってきました。練習試合当日にはお忙しい中山本TCがお越しくださいました。山本TCからのアドバイスもあり、最後まで戦い抜くことができたと感じています。試合ではもちろんですが普段の練習についても、様々な物資をOB・OGの方々からご提供いただいたおかげで活動が成り立っています。本当にありがとうございます。応援してくださる方々に感謝しこれからも1つ1つの活動を大切にしていきたいと思います。
 最後になりましたが、残り限られた期間で自分にできることを考え選手全員が安心してプレーできるよう努力していきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします。植田結衣(4年・TR)

 こんにちは。金沢大学ラグビー部2年の山田颯真です。10月15日に行われた金沢学院大学さんとの練習試合についての感想を書かせていただきます。
 今回は北陸リーグ前最後の試合形式でした。東海学生リーグで戦う金沢学院大学さんとの練習試合を行うことで、僕たちが目指す地区対抗出場という目標の中で実際の東海の大学のレベルを部員全員が体感できた収穫のある試合だったのではないかと思います。ディフェンスでは前半はダブルタックルなどで相手をうまく止めることができず、ゲインされそこから流れを作られてしまう場面がありました。相手の動きを止めきるタックルの必要性を再認識させられました。アタックでは主にエッジアタックでの効果的なアタックをすることができませんでした。自分はWTBとしてエッジアタックの時深さ、広さなどが適切ではなく効果的なアタックを仕掛けることができませんでした。一方、その日調子が良かったラインアウトからきっかけに新たなオプションからトライまで結びつけることもできました。
 リーグ戦前に課題を再確認できた練習試合でした。まもなく始まる北陸リーグではチーム一丸となって全力で勝利を目指していきます。そして勢いをつけ地区対抗代表決定戦に臨みます。これからも熱い応援をよろしくお願いいたします。山田颯真(2年・WTB)

 今回の金沢学院大学との練習試合では、相手チームの事情によりAチームと対戦させていただきました。これまでのなかでおそらくもっとも強いであろう相手との対戦ともあってとても委縮してしまい、思うようなプレーができなかったように思えます。
 しかし、チームの目指す場所である代表決定戦の相手と近いレベルを具体的にイメージ出来て、とても良い経験となりました。後半からはBチームとの対戦となりましたが、当初と比べて戦えるようになっていることを感じ、チームとして着実に成長していることを実感しました。
 いよいよ来週からはシーズンが始まり、初めての公式戦を迎えようとしています。1年生でありながらチームジャージを着られることを当たり前だと思わずに気を引き締めて臨みたいです。僕自身はラグビーのプレーを通してチームを盛り上げられるような選手ではないので、誰よりも声を出し、誰よりも走ることでチームに貢献していきたいです。また、院生や4年生の大先輩たちに半年間の恩を返せるように精いっぱい頑張ります。本間晴人(1年・LO)

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